CHATGPT × CANVA

ChatGPTとCanvaで
YouTubeサムネイルを作る

気に入ったサムネの「作りの型」を ChatGPT に言葉にしてもらい、その言葉から新しい絵を作ります。不満がなければ、その絵をそのまま使えます。文字を自分の思い通りにしたいときは、Canva のマジックレイヤーで打ちかえられます。

TIME
待ち時間 約1分1回試したとき:絵が約40秒、マジックレイヤーが約20秒
LEVEL
コピーと貼り付けパソコンの画面で説明します
COST
無料で始められるChatGPT も Canva も、無料だと回数に上限があります
STUCK
つまずき 5件実際に止まった所と、公式の注意です

GOALこれができるようになる

型を言葉に参考のサムネをまねずに活かす構図・文字・色・背景・雰囲気の5つに分けて、ChatGPT が書いてくれます。
絵が1枚文字入りのサムネができる試したときは約40秒で、字の誤りなしの絵と、ほかの文字の案が2つ返ってきました。
文字を打ちかえ絵の中の文字を編集できる日本語のまま打ちかえて、主役の絵も動かせました。

FLOW全体の流れ

ChatGPT
型を言葉にする
参考のサムネ3枚を
1枚のスクショで渡す
→
ChatGPT
絵を作ってもらう
不満がなければ
ここで完成
→
Canva(したい人)
文字を編集する
マジックレイヤーで
思い通りの文字に

ChatGPT の絵をそのまま使ってかまいません。Canva は、文字を自分の言葉にしたいときに使う方法のひとつです。

WORDS先に知っておく言葉

作りの型
サムネの作りを言葉にしたものです。主役をどこに置くか、文字は何段か、色の組み合わせ、など。人物やロゴや文字そのものは入れません。
スクショ
パソコンの画面を画像で保存する操作です。Mac は Shift+Command+4、Windows は Windows キー+Shift+S で、範囲を選んで撮れます。
マジックレイヤー
1枚の絵を、文字や主役などの部品に分けてくれる Canva の機能です。分かれたあとは、部品ごとに編集できます。

STEPS手順

写しは、有料のアカウントで撮りました。無料のアカウントでは、並びや色が少し違うかもしれません。ボタンの名前を目印に進めてください。

1
参考のサムネをスクショで撮る

なぜ:1枚だけだと、その1枚のくせまで型に入ってしまいます。3枚に共通する所を見れば、作りの型が見えてきます。

  1. YouTube で、作りたい動画に近い言葉を検索する。
  2. 別々のチャンネルのサムネを3枚選び、3枚が1つの画面に並んだ所を1枚のスクショにする。
肉じゃが、猫、スタンプのサムネ3枚が横に並んだ1枚の画像
こんな1枚にします。この3枚は説明のために作った架空の見本です。
守ることまねるのは構図と雰囲気だけ
  • 人物・ロゴ・文字はまねしません。
  • スクショは型を聞くために使い、使い終わったら消します。
つまずき 13枚を別々に添付すると、上限に当たることがある›

ChatGPT の無料版は、1日に添付できる数に上限があります。混む時間は減る場合があり、失敗した分も数えられる場合があります。残りの数は画面に出ません(OpenAI の案内)。

3枚を1枚のスクショにすれば、添付は1回で済みます。

2
ChatGPT に貼って、型を言葉にしてもらう

なぜ:画像を見せたまま絵を作らせると、元の絵に引っぱられます。いったん言葉にすれば、作りだけを持ち出せます。

  1. ChatGPT を開き、入力欄の「+」→「写真やファイルを追加」で、手順1のスクショを選ぶ。
入力欄の+ボタンと、写真やファイルを追加の項目に赤い枠
赤い枠の順に押します。
  1. 下の文をコピーして貼り、送る。
手順2で貼る文
添付した画像には、参考にしたいYouTubeのサムネイルが3枚写っています。
3枚に共通する「作りの型」を、次の5つに分けて、短い言葉で書いてください。

・構図(主役の置き場所と大きさ)
・文字の量と大きさ(何段か、何文字くらいか)
・色(背景と文字の色の組み合わせ)
・背景(写真風、イラスト風、単色など)
・雰囲気

人物の名前、チャンネル名、ロゴ、サムネイルに書かれている言葉は書かないでください。
ほかの人がこの型だけを読んで、まったく別の絵を作れるように書いてください。
画像は作らないでください。
スクショを添付して文を貼った入力欄。右下の送信ボタンに赤い枠
スクショと文が入ったら、右下の矢印で送ります。
  1. 返ってきた答えの下にあるコピーのアイコンを押す。手順3で使います。
構図、文字の量と大きさ、色、背景、雰囲気が表で返ってきた答え。下のコピーのアイコンに赤い枠
表で返ってきたときの例です。文章で返ってくる場合もあります。
こうなればOK

構図・文字の量と大きさ・色・背景・雰囲気の5つが、短い言葉で返っています。

3
その型からサムネを作ってもらう
待ち時間 約40秒(1回試したとき)

なぜ:新しいチャットで作ると、さっきの参考の画像を引きずりません。見本の画像は添付しません。

  1. 左上の「新しいチャット」を押す。
  2. 下の文をコピーして貼り、【 】の2か所を書きかえて送る。
    • 1か所目:手順2の答えを貼る
    • 2か所目:動画の内容を1行で書く
手順3で貼る文
YouTubeのサムネイルを、画像で1枚つくってください。
大きさは横長の16:9(1280×720)です。

■ 作りの型(この言葉に沿って作ってください)
【ここに、手順2の答えを貼る】

■ 動画の内容
【動画の内容を1行で書く】

■ 入れる文字
内容から案を3つ考え、いちばん良い1つで作り、ほかの2つも文字で教えてください。

■ 必ず守ること
・作りの型に沿って作る。人物・ロゴ・作品は別の物にする
・実在の人物・キャラクター・作品・ブランドに似せない
・主役は1つにする
・文字は少なく大きくする
・背景と文字の色をはっきり分ける
・スマホの小さい画面でも読めるようにする
・作りの型に無い飾りを足さない(光・金の粒・立体文字・映画ポスター風の照明など)
・選んだ1つの案の言葉以外の文字を入れない
・文字を人の顔にかぶせない
・端が少し切れても困らないよう、主役と文字は端に寄せすぎない

質問はせずに、このまま絵を1枚つくってください。
新しいチャットの入力欄に、型の言葉を入れた文を貼ったところ。右下の送信ボタンに赤い枠
【 】は消して、中身だけを書きます。
つまずき 2「このチャットでは画像を作れない」と返ってきた›

試したとき、一時チャットで頼むと、この答えが返ってきました。ふつうのチャットで同じ文を送ると、絵ができました。

画面の上に「一時チャット」と出ていないか見る。出ていたら、ふつうのチャットを開いて送り直す。

できた絵。はじめて作った、スタンプ紹介と書かれたキャラクターの絵と、その下のほかの文字の案2つ
試したときは「はじめて作った/スタンプ紹介」でできました。下に、ほかの文字の案が2つ出ています。
こうなればOK

横長の絵が1枚と、ほかの文字の案が2つ返っています。案のほうがよければ、「この文字で作り直してください」と頼めます。

4
不満がなければ、この絵をそのまま使う

ここで一度、完成です。Canva に進まなくてもかまいません。

  1. 絵を親指くらいの大きさまで小さくして見る。
    • 主役は1つか
    • 文字は少なく大きいか
    • 背景と文字の色ははっきり分かれているか
    • 字の形はまちがっていないか(一字ずつ読む)
  2. 絵を押して大きく開き、上の保存のアイコンを押す。
絵を開いた画面の上のバー。保存のアイコンに赤い枠
絵を開くと、上にこのバーが出ます。
こうなればOK

パソコンに絵が保存されています。チャンネルがまだ無くても、ここまでで1枚できあがりです。YouTube に上げる人は、手順6の下へ進みます。

5
思い通りの文字にしたいときは、マジックレイヤーで編集する
待ち時間 約20秒(1回試したとき)

なぜ:ChatGPT の絵は1枚の画像です。マジックレイヤーで部品に分けると、絵はそのままで文字だけ打ちかえられます。

絵を Canva に入れる

  1. Canva の左上の「作成」を押し、検索欄に「YouTubeサムネイル」と打って、出てきた物を選ぶ。
デザインを作成の画面。検索欄とYouTubeサムネイルの項目に赤い枠
大きさは 1,280×720 px です。
  1. 左の「アップロード」→「ファイルをアップロード」で、手順4で保存した絵を選ぶ。入った絵を押すと、ページに置かれます。
左のアップロードと、ファイルをアップロードのボタンに赤い枠
灰色の所には、自分のアップロードした物が並びます。

部品に分ける

  1. ページの絵を押して、上に出る「編集」を押す。
絵を選んだ画面。上のバーの編集に赤い枠
絵を押すと、上にバーが出ます。
  1. 左に開いた欄の「マジックレイヤー」を押して、待つ。
画像を編集の欄。マジックレイヤーに赤い枠
試したアカウントでは、王冠の印は付いていませんでした。
絵が上の文字、下の文字、主役の3つの枠に分かれた画面
上の文字・下の文字・主役に、枠が分かれました。

文字を打ちかえる

  1. 変えたい文字をダブルクリックする。消して、新しい文字を打つ。
下の段の文字をダブルクリックして編集している画面。文字に赤い枠
上のバーに書体とサイズが出ます。
つまずき 3打った字の色が変わった›

赤だった「紹介」を消して「完成」と打つと、字が紺になりました。

完成と打った字が紺になった画面。上のバーのAのボタンに赤い枠
赤にしたかった「完成」が紺のまま。上の A を押します。

色を変えたい字をなぞって選び、上の A を押す。左に開いた「テキストの色」で色を選ぶ。

テキストの色の欄。赤の丸に赤い枠
絵の中で使われている色が、並んで出ます。

主役を動かす

  1. 主役の絵を押して、引っぱると動きます。元に戻すときは、Mac は Command+Z、Windows は Ctrl+Z です。
つまずき 4絵のまわりに白い余白が残った›

試したときは、絵がページより小さく置かれて、白い余白が残りました。部品に分かれたあとでも、まとめて広げられます。

何もない所を押してから、全部を選ぶ(Mac は Command+A、Windows は Ctrl+A)。左上へ動かして、右下の角を引く。

全部を選んで左上に寄せた画面。右下の角に赤い枠
左上の隅に合わせてから、赤い枠の角を右下まで引きます。
完成した絵。はじめて作った、スタンプ完成と書かれ、完成の字が赤いキャラクターの絵
「紹介」を「完成」に打ちかえて、ページいっぱいに広げた物です。
こうなればOK

文字が自分の言葉になっています。試したときは、書体は元の絵に近い「ヒカリ角ゴ…」と出ました。

つまずき 5文字が分かれない・マジックレイヤーが使えない›

公式の注意は4つです。

  • PNG と JPG の1ページだけ
  • 写真のようにリアルな絵は分かれにくい(イラストやグラフィック向き)
  • 長辺 5000px まで
  • 月間の上限がある。無料だと回数に上限がある

試したのはイラスト調の絵です。写真のような絵では試していません。

別の道:ChatGPT に「同じ絵で、文字だけ消してください」と頼む。その絵を Canva に入れて、左の「テキスト」→「テキストボックスを追加」で文字を入れる。

文字を消すときは、頼んでいない所まで変わる場合があります(OpenAI の案内)。消したあとの絵も見てから使います。

補足ホームから始める道もあります

Canva のホームの「マジックレイヤー」からも始められます(Canva のヘルプ)。この手順書では、デザインを開いてから使う道で試しました。

6
PNG で保存する

なぜ:PNG は文字の輪郭がにじみにくい形です。Canva でも「推奨」と出ています。

  1. 右上の「共有」を押す。
右上の共有ボタンに赤い枠
  1. 「ダウンロード」を押す。
共有の欄。ダウンロードに赤い枠
  1. ファイルの種類が「PNG」か見て、下の「ダウンロード」を押す。
ダウンロードの欄。PNGと、ダウンロードのボタンに赤い枠
王冠の印が付いた所は有料です。
こうなればOK

パソコンに PNG が保存されています。

YouTube に上げる人だけ電話番号の確認が要ります

自分で作ったサムネを付けるには、チャンネルの電話番号の確認が要ります。

  • 確認:YouTube Studio の「設定」→「チャンネル」→「機能」
  • 付ける:「コンテンツ」→ 動画を選ぶ →「サムネイル」→「ファイルをアップロード」→「保存」
ほかの大きさInstagram や販売会の画像

大きさを「正方形(1:1)」に変えて作ることもできます(この手順書では試していません)。

CAUTION気をつけること

  • 参考にしたサムネの人物・ロゴ・文字は、まねしません。まねるのは構図と雰囲気だけです。
  • 実在の人物・キャラクター・作品・ブランドに似せません。
  • 人の名前や顔写真を、ChatGPT に入れません。
  • 有料の機能には王冠の印が付いています。お金がかかる物は、自分で選んでから押します。

INDEX早見表

やりたいことどこで・どうする
画像を添付するChatGPT の入力欄「+」→「写真やファイルを追加」
絵を保存するChatGPT の絵を押す → 上の保存のアイコン
Canva で作り始める左上「作成」→「YouTubeサムネイル」
絵を入れる左「アップロード」→「ファイルをアップロード」
部品に分ける絵を押す → 上「編集」→「マジックレイヤー」
文字を打ちかえる文字をダブルクリック
字の色を変える字をなぞって選ぶ → 上の A
PNG で保存する右上「共有」→「ダウンロード」→「PNG」→「ダウンロード」